IT業界の成長でプログラマーへの転職を検討してるんだけど将来性は大丈夫なのかな?
AIがプログラミングをするようになってプログラマー不要説も聞いたことあるんだけど。。。
こんにちはJun(@JunNomad)です。
IT業界の成長は誰もが認める部分であり、業界自体の転職を考えている方も少なくありません。
一方でプログラマーという職種で見た場合、果たして将来性は高いと言えるのでしょうか?
将来的にはAIがプログラミングをこなすようになり、プログラマーの職種自体が危ぶまれるんじゃないかなんて話もありますよね。
そこで本記事では、「プログラマーの将来性って本当に高いの?」をテーマにフリーランスプログラマーとして働く僕自身の見解と業界の動向を確認していきたいと思います。
プログラマーの将来性って本当に高いの?
IT業界の成長スピードから、おのずとプログラマーの将来性も高いと言われていますが、実際将来性の高い職業なのでしょうか?
結論としては、間違いなく将来性の高い職業だと言えます!
IT業界の人材不足
どの業界でも人材不足が懸念されていますが、IT業界では特に大きな問題となっています。
IT業界の成長から、今後のプログラマー需要が増え続ける見込みであるにも関わらず、供給が追いついていない状態です。
今後も長期に渡って現在の状況が続く、もしくは更なる人手不足に陥る可能性も高く、プログラマーとしての就職・転職は容易であることは間違いないでしょう。
インターネット販売がスタンダードに
現在徐々に増えてきていますが、Web販売を行っている企業や商店というのは実はまだまだ全体の割合から少ないのが現状です。
しかし、今後は1つの企業に1つホームページを持つのはもちろん、1つのサービスや商品単位でもインターネットで宣伝するためのWebサイトが必要となり、プログラマーの需要は増加することが予想されます。
また、現在はAmazonなどの仲介業者経由で、Web販売を実施している店舗も多いですが、今後は手数料などを節約するために自前の販売サイトを用意する企業も増えてくるものと思われます。
プログラマーの将来性はAIが握る?!
ではプログラマーの将来性において、AIが大きな影響を与えるという話がありますが、この辺りについても考察していきましょう。
自動プログラミングは始まっている
既にAI技術を部分的に取り入れたような、自動プログラミングサービスは作られ始めています。
また、ドラッグ&ドロップだけでWebサイトを作成出来るような、半自動プログラミングサービスも続々と登場しています。
一方で、AI技術については一般的となっていないのはもちろん、ユーザーの要望を全てAI技術で作り上げるのは、まだまだ先の未来と予想されます。
AIを作るのはプログラマー
AIを作るのがプログラマーであることも、仕事をAIに奪われることが難しい職業として挙げられる要因です。
将来的にはAIがAIを作り出すという意見も散見されますが、十数年単位の期間でみると、まだまだ現実的ではないというのが正直な感想です。
他の職業でも同じこと
ではAIがもしプログラマーの仕事を奪う時代が来れば、他の職業はどうでしょうか?
おそらくプログラマーの仕事がAIに代替出来るころには、他の多くの職業もAIで代替可能になってしまうと思いませんか?
そもそもどの仕事をしていても、同じ問題は付きまとうわけで、AIが仕事を奪う可能性があるからプログラマーの将来性は低くなるというのは違うかなと感じます。
日本ではプログラマーの将来性が高いのに間口が広い!
日本においての話ですが、プログラマーは将来性が高い職業なのに未経験からの就業がしやすいことはご存知でしょうか?
海外では大学でコンピューターの専門的知識を学んだ人しか慣れない職業であることがほとんどなのに、日本では文系はもちろん、学歴に関係なくプログラマーに比較的簡単になることが出来てしまいます。
日本独自の多重請負構造
日本ではSIerという企業がシステム開発の大半を占めており、自社開発企業はかなり少ない割合でしかありません。
クライアント企業から大手SIer企業が受注した仕事を、何重構造にも渡る下請け企業に仕事を斡旋することが、日本のIT業界の風習となってしまっています。
これは日本独自の構造とも言えるのですが、この構造のおかげというのか、下請け企業であれば人材を確保するために、未経験者でも採用されるような傾向にあり、結果としてプログラマーとして就職することが簡単になっています。
日本自体の人口減少も影響か?!
将来的にみると日本全体の人口減少もプログラマーになりやすい要因のひとつとなるでしょう。
IT業界の成長は今後も飛躍的に伸びていくわけですから、企業としてはプログラマーの確保が必須となります。
一方で、人口自体が減ってしまっている現状では、未経験からでも企業で育てる前提で人材を確保する必要が出てくるため、やはりプログラマーに就職しやすい状況は今後も継続するものと考えられます。
プログラマーの将来性に期待するならプログラミングスクールは価値がある
インターネットなどの口コミを見てみるとプログラミングスクールは価値がないなどの意見を見つけることは容易です。
一方で、続々と新規サービスが立ち上げられ、受講生も増えているのが実情です。
実はプログラミングスクールは長期的な目で見れば、元を取れる可能性がかなり高いことが要因かと思います。
プログラミングスクールの受講料は本当に高いの?
プログラミングスクールは3ヶ月で50万円といったサービスも数多く存在しており、受講料が高いことは事実だと思います。
そして、ネット上では受講料に対して価値がないという声が多いのも事実です。
これは半分本当です。
実際、プログラミングは独学で勉強しようと思えば、いくらでも学習してスキルを身につけることが出来る分野と言えます。
しかし独学では難しすぎる問題が多すぎたり、挫折してしまう可能性が高いため、サポートしてくれるプログラミングスクールに価値が生まれます。
プログラマーに転職してしまえば給料が上がるケースも多い
プログラミングスクールの受講料自体は高いですが、最近では転職保証を謳ったサービスも数多く登場しています。
こういったサービスを利用して、プログラマーに就職すれば、年収ベースで100万円以上アップするケースも珍しくなく、将来性も加味すれば、一年も掛からない内にプログラミングスクールに投資した分の元は取れると言えます。
無料で受講可能なプログラミングスクールも実は多い
プログラミングスクールの悪い評判のほとんどが、受講料に対して価値がないといったものです。
一方で、無料で受講可能なプログラミングスクールも数多く存在していることはご存知でしょうか?
下記の記事で無料プログラミングスクールについての情報をまとめていますので、興味のある方はご確認ください。
プログラマーの将来性に期待出来るのはキャリアプランが広い点もポイント
プログラマーの将来性の高さは、キャリアプランを幅広く選択出来るところも要因として挙げられます。
副業
まずプログラマーと副業の相性は抜群です。
仕事で身につけたスキルをそのまま副業で活用することが可能です。
クラウドソーシングサイトのクラウドワークスやランサーズであれば、案件を簡単に見つけることも可能です。
フリーランス
プログラマーの中には、フリーランスとして働く人も多くいらっしゃいます。
フリーランスであれば会社員よりも高い給料で、起業するよりもリスクや資金的な問題が低いながら、自由な働き方が出来るということで注目が集まっています。
また客先常駐型フリーランスであれば、エージェントを利用することで案件を簡単に見つけられ、会社員と同じような働き方で収入アップと副業が可能になるなどのメリットもあります。
起業
プログラミングスキルはもちろん起業する際にも役立ちます。
通常であれば、企業する際に必要となる自社のホームページやWebサービスを外注する必要がありますが、自分自身で作成することが出来ればコストを大幅に削減出来ます。
またIT事業は人件費が予算の大半を占めるため、自分自身でプログラミング出来るプログラマーならば大きなメリットとなることは間違いありません。
さいごに:プログラマーの将来性は間違いなく高い!未経験者にもチャンスがある!
本記事では、プログラマーの将来性についての予想と見解をご紹介してきました。
結論としては、間違いなくプログラマーは将来性の高い職業の1つです。
日本では未経験者が就職・転職出来る間口も広いため、挑戦を検討されている方には、優れた環境であることは間違いないでしょう。