チェンマイってすごく住みやすいって言うし、生活費も安いのは聞くけど実際いくらくらいかかるんだろう?
こんにちはJun(@JunNomad)です。
タイのチェンマイはノマドの聖地と呼ばれるほど、生活費が安く抑えられ住み心地の場所として知られています。
至るところにカフェがあり、電源完備でフリーwifiもデフォルトと言う作業環境には文句の付けようがない環境です。
本記事では、僕が実際にチェンマイでの生活に月々いくらほどの費用が掛かっているのかをご紹介していきたいと思います。
ノマドを目指す方はもちろん、短・中期滞在を検討している方も参考にしてみてください。
チェンマイでの生活費はおよそ8万円
まずは僕自身のチェンマイでの生活費内訳をざくっとご紹介しておきたいと思います。
今回の元としたデータは2020年6月のデータで、コロナウィルスの影響により、バーなどのナイトライフ施設が閉まっている状態のデータです。
※僕の場合、お酒関連の出費が嵩む傾向にあるため、今回の6月データがチェンマイ移住を考えている多くの方の参考になるかなと思いました。
生活費内訳
まず僕の場合の生活費内訳です。
全て大雑把な金額ですが、現実とトータルすれば大きな相違はないはずです。
- 家賃(wifi込み):7,000バーツ(24,063円)
- 光熱費:600バーツ(2,062円)
- 食費:9,000バーツ(30,938円)
- 携帯代:300バーツ(1,031円)
- カフェ代:2,500バーツ(8,594円)
- ジム代:1,300バーツ(4,468円)
- 雑費:1,000バーツ(3,437円)
- ビールおつまみ代:1,500バーツ(5,156円)
補足として、6月の食費はほとんどGrabfoodという宅配サービスを利用しています。
カフェ代は毎日の作業場所として、大体コーヒー一杯で日中作業している感じです。
光熱費が安いのは、クーラーを一度も使用していないためです。
日中はクーラーがないと厳しいですが、朝・夜だけなら我慢出来ないことはないって感じですかね。。。
日本人の平均は多分こんな感じ
ちなみに僕が予想する日本人がそれほど我慢せず快適な生活を行おうと思うと、下記のような感じになると思います。
- 家賃(wifi込み):10,000バーツ(34,476円)
- 光熱費:2,000バーツ(6,875円)
- 食費:9,000バーツ(30,938円)
- 携帯代:300バーツ(1,031円)
- 雑費:1,000バーツ(3,437円)
- その他:人による
最低限8万円ってとこですね。
あとは、趣味とかどれだけ飲みに行くか、服を買いたいかなどで変わってきます。
光熱費が上がっているのはクーラーを朝・夜・休日につける前提です。(もっと高くなるかも。。。)
家賃は僕が住んでいるところは比較的安い方で、日本人が探すターゲット層は10,000バーツ前後と考えておいた方が良いでしょう。
チェンマイでの生活費5万円以内は可能か?!
では、よく話題に挙がる月々の生活費5万円以内は可能なのかについて、僕なりの意見と内訳をご紹介していきたいと思います。
月5万円以内は可能か?
まず月5万円以内での生活が可能か否かで言えば「可能」です。
ただ、多くの日本人の方が実際に1年間月5万円で生活しようと思うとかなり厳しいと思います。
一方で、1ヶ月だけなら日本人の方でも意外と出来る人は多いくらいの難易度といえば、感覚掴んでもらえるでしょうか?
月5万円以内を想定した生活費内訳
僕がチェンマイで月5万円以内で生活するならを想定した内訳が下記となります。
- 家賃(wifi込み):7,000バーツ(24,056円)
- 光熱費:600バーツ(2,062円)
- 食費:6000バーツ(20,620円)
- 携帯代:300バーツ(1,031円)
- 雑費:500バーツ(1,718円)
家賃は7,000バーツ以下になると立地が悪くなったり、日本人にとっては住むのが厳しいと感じる清潔感だったりするため、最低ライン確保したい費用かなと考えます。
光熱費は、現状僕自身特に無駄と感じるようなことをしていないため、これ以上削減するのはほぼ無理かなと感じました。
食費に関しては、フードコートや屋台飯で暮せば、意外と6,000バーツでもバリエーション豊富に食べられると思います。
携帯代・雑費も最低限必要な費用がこれくらいですね。
というわけでギリギリ5万円以内になっているのではないでしょうか?
もちろん交際費とか一切含まれてないので、この生活してても完全自宅引きこもりで全く楽しくないですよ。
チェンマイでの生活費を抑えるためのポイントとは
チェンマイでの生活費を抑えるポイントについてもご紹介していきたいと思います。
日本での生活と被る部分もありますが、チェンマイ特有の節約方法もいくつかありますね。
どこに住むかが最重要
チェンマイの場合に限らずですが、家賃は生活費の大部分を占める大きな問題です。
一方で、チェンマイには日本のような電車が走っておらず、grab(タクシー・バイク)またはソンテウ(乗合タクシー?)で基本は移動することになります。
格安の移動方法がソンテウになるのですが、一回の乗車で30バーツ(約100円)掛かります。
毎日何処かに出かける場合、往復で60バーツ×30日で1,800バーツ(6,185円)が月々必要となるため、2,000バーツ高いコンドミニアムを借りてしまった方が快適な場合も多いでしょう。
もしバイクの国際免許などを持っているのであれば、郊外に住んで家賃を抑え、バイクで市街地まで出てくるのもありですね。
ひとり暮らしなら自炊は不要
チェンマイの場合、フードコートや屋台での食事は40~60バーツ程度(140円~210円)で様々な種類のタイ料理が食べられます。
正直節約のために、自炊してもそれほど大きなコスト削減には繋がらないため、時間を有意義に使うためにも外食で良いと思います。
ただし、日本食レストランなどは日本と同じくらいの金額が掛かりますので、なるべく避けて屋台でお気に入りを見つけることが節約のポイントですね。
チェンマイでの生活費はバンコクと大きく異なる?
では、ここまでチェンマイの生活費についてご紹介してきましたが、タイの首都バンコクと比較すると大きな差があるのでしょうか?
正直それほど変わらないなら、利便性の高いバンコクに住みたいと考える方も一定数いらっしゃると思いますのでご紹介していきます。
家賃以外はそれほど変わらない?!
実際に数ヶ月チェンマイに住んでみた感覚としては、家賃以外はバンコクと物価はあまり変わらないかと思います。
マッサージが1時間につき50バーツくらい安い?など、微々たる違いはありますが、生活用品や食費などはバンコクとほとんど変わらないですね。
一つだけ大きく違うのは「家賃」です。
家賃に関しては、同価格帯で物件を探すと間違いなくチェンマイの方が利便性が高い・部屋が広い・綺麗など、コストパフォーマンスに優れています。
移動が多い人ならバンコクの方がむしろお得
国内・国外問わずですが、移動が多い人にはバンコクの方が結果的に安くなる気がします。
目安としては月に1度以上、旅行など飛行機でどこかに行かれる方にとってはバンコクの方が安く済みそうですね。
バンコクはアジアのハブ空港が2つもあるため、海外はもちろん、国内旅行をするにも非常に便利です。
一方でチェンマイの場合、国際空港ではありますが、路線数は比較にならないほど少なく、国内旅行でも一度バンコクを経由する必要があるケースも多いため、利便性が高いとは言えないのが実状です。
さいごに:チェンマイの生活費は安く住み心地は抜群
本記事では、チェンマイの生活費を実際に数ヶ月住んでみた僕自身の内訳からご紹介してきました。
結論として、チェンマイである程度余裕のある生活をしたいのであれば8万円くらいが目安となりそうですね。
東京などでのひとり暮らしに比べると遥かに安く、快適に過ごすことが出来るため、チェンマイでの滞在はおすすめです。