支払いサイトって言葉をエージェントから聞くことがあるんだけど詳しく把握出来てないなぁ。。。
こんにちはJun(@JunNomad)です。
フリーランスとして活動を始めると「支払いサイト」という言葉を主にエージェントを通して聞く機会が増えるかと思います。
本記事では、支払いサイトの仕組みと支払いサイトが早く設定されているエージェントを、フリーランスの方向けにご紹介していきたいと思います。
支払いサイトとは
支払いサイトとは、契約した業務の締め日から実際に報酬が支払われるまでの期間を指します。
支払いサイトの把握は必須
一般的に会社員として働いている場合、給料日のみに着目することから支払いサイトを意識することはありません。
しかし、フリーランスとして働く場合、支払いサイトを意識した上で仕事を受注していかないと、想定していた日に報酬が振り込まれず、最悪の場合資金不足に陥ることになりかねません。
支払いサイトは早い方が良い?
支払いサイトは、報酬体系が全く同じ条件であれば早い方が良いでしょう。
一方で、現実的には支払いサイトが早い分、手数料が多く取られるケースも少なくないため、事前確認が必須です。
とは言え、手数料が少ないエージェントも多数存在しますし、フリーランスになったばかりの頃は資金繰りも大変なことが多いと思いますので、支払いサイトの早いエージェントを検討する価値はあるでしょう。
支払いサイトの具体例を確認しよう
では実際に支払いサイトを具体例で確認していきましょう。
今回は「客先常駐フリーランス」「成果報酬型フリーランス」の2パターンでご紹介していきます。
客先常駐フリーランスの場合
客先常駐フリーランスの一般的な支払いサイトでは、「25日サイト」「55日サイト」を採用しているケースが多いようです。
通常、客先常駐の場合「5月報酬」「6月報酬」といった形で月毎で作業を区切る方法が一般的です。
ということは締め日が月末に設定され、一般的な会社員と同じ翌月25日を給料日と設定した場合は「25日サイト」、翌々月の25日が給料日となる場合には「55日サイト」となるためです。
成果報酬型の支払いサイト
成果報酬型の働き方の場合、1度きりの契約の場合には支払いサイトというものは存在しないケースがほとんです。
一方で継続して案件を受注する場合には、その都度支払いが行われるのではなく、1ヶ月に一度まとめて支払いを行う企業が多くなっています。
例えば、6月1日~6月30日までに完了した案件の報酬を7月15日に支払う場合には、「15日サイト」が採用されていることになります。
一概には言えませんが、客先常駐フリーランスの支払いサイトと比較すると早い傾向にあるのが成果報酬型の支払いサイトです。
支払いサイトが早いフリーランスエージェント
主に客先常駐フリーランスが対象となりますが、支払いサイトが早いフリーランスエージェントを合わせてご紹介しておきたいと思います。
tech tree
IT業界最速の支払いサイトと呼ばれているのが「tech tree」です。
支払いサイトが驚異の「3日」と設定されているため、例えば6月1日~6月30日に働いた報酬を7月3日に受け取ることが可能な仕組みとなっています。
tech treeに関しては、下記の記事でご紹介していますので合わせてご参照ください。
レバテックフリーランス
大手フリーランスエージェントといえば必ず名前が挙がる「レバテックフリーランス」ですが、実は支払いサイトがかなり早いエージェントでもあります。
レバテックフリーランスでは「15日」の支払いサイトを基本としています。
つまり6月1日~6月30日に働いた報酬が7月15日に支払わせる仕組みです。
大手エージェントの中ではおそらく最速かと思われますので、安定と支払いサイトを両立させたい方にはおすすめですね。
High-Performer(ハイパフォーマー)
High-Performer(ハイパフォーマー)では名前の通り、高単価案件を中心に扱うフリーランスエージェントです。
主に上流工程の案件が中心となっており、下請け工程がメインとなっているフリーランスにはステップアップとして検討してもらいたいエージェントです。
支払いサイトは15日サイトを採用しているため、レバテックフリーランスと同じ仕組みとなっています。
支払いサイトが早いと収入が安定するまでの大きな助けになる
本記事では、支払いサイトとは何かについての情報と、具体的な例を挙げながら支払いサイトの早いフリーランスエージェントをいくつかご紹介してきました。
収入が安定している場合は、支払いサイトはさほど大きな意味を持たないかも知れませんが、事業立ち上げ時・フリーランス開始時などは特に大きな影響を与えます。
今回はフリーランスエージェントを題材としてご紹介しましたが、支払いサイトに関してはご自身が発注・受注する個別の契約に関しても同じ考え方で対応可能です。
フリーランスにとっては必須知識の1つですので、今現在重要でなくても報酬体系の仕組みとしてしっかりと理解しておきましょう。
どのエージェントにするか決めかねているという方は、フリーランスエージェント各社を比較した下記記事も合わせてご確認ください。