これまで業務でJavaを使ってたんだけどそろそろ転職したいなぁ。
フリーランスの働き方にも興味があるんだけどJavaエンジニアって稼げるのかな?
こんにちはJun(@JunNomad)です。
フリーランスという働き方も一般的になってきており、転職のタイミングでフリーランスを視野に入れる方も増えている現状です。
エンジニアの中には、Javaを業務で利用している方も多く、フリーランスとして働く場合でもJavaの経験が活きるのか気になる方も多いですよね。
本記事では、Javaエンジニアでフリーランスを検討している方向けに、Javaのフリーランスって稼げるの?といった疑問からJavaエンジニア向けの案件と働き方についてご紹介していきたいと思います。
Javaのフリーランスって稼げるの?
Javaのフリーランスって稼げるの?という多くの方が一番疑問に思うポイントについては、稼げますと言ってしまって問題ないでしょう。
キャリアプランにもよりますが、一般的にSIerで正社員として働くよりは高額報酬を獲得出来ることはほぼ間違いないと言って問題ありません。
言語別の単価では平均より少し上か?!
Javaのフリーランスで客先常駐として働く場合の単価ですが、平均より少し高いところで集中しているようなイメージがあります。
例えば東京で開発案件の単価が60万円/月だとすると、Javaの場合60~70万円に集中しているようなイメージです。
逆にpython案件などでは、50万円~80万円まであるような振れ幅が大きいように感じます。
案件が無くなることはない
Javaで作成されたシステムは数えきれないほど存在するため、他の言語と比較しても保守・運用を含めて案件が無くなることはまずありません。
一方で、Javaの新規開発案件は減少しているのも事実で、ご自身が新規のJavaシステム開発に携わりたいと考えている場合には少し難しくなってきているのも事実です。
Javaフリーランスの案件を調査しよう!
では実際に大手フリーランスエージェント「レバテックフリーランス」に掲載されている案件から、Javaフリーランス案件がどのような募集状況なのかを確認していきたいと思います。
案件数を確認しよう
レバテックフリーランスでJava案件のみで公開求人を絞り込んだところ、記事執筆時点で「2,026件」との結果が返ってきました。
単価に関しては上述したように60~70万円に集中していますね。
地方の案件は少ないが最低限は揃っている
では東京以外の案件数はどうなのか絞り込み検索を実施してみました。
結果は下記の画像の通り、記事執筆時点で202件が候補として挙がっています。
やはり東京一極化は避けられませんが、地方在住者でも選べるくらいの案件は揃っているといった印象です。
Javaフリーランスの働き方は?
次に実際Javaフリーランスとして活躍されている方が、どういった働き方を主流としているのかについてご紹介していきます。
基本は客先常駐
Javaフリーランスの主流となる働き方は、やはりというべきか客先常駐案件となります。
Javaは業務システム開発でよく使われる言語のため、最近のフリーランスに多いWebシステム案件の在宅案件は決して多くありません。
実際JavaもWebシステム開発に頻繁に利用されるため、在宅も不可能ではないのですが、Javaで開発する企業が大手企業や比較的歴史の長い企業であることが多い点も、在宅案件の少なさに繋がっているのかと感じます。
在宅も可能ではあるがメリットが少ない
もちろん企業プロジェクト以外の個人開発で在宅案件を受注することも可能です。
しかし、個人でのWebシステム開発を受注する場合、あえてJavaで作成するメリットが少ないのが現実です。
規模の小さいWebシステム開発の場合、現在主流であるスクリプト言語(PHPやRubyなど)を利用した方が、短期間で簡単にシステムを完成まで持っていくことが可能です。
発注側がなるべく早くシステムを完成させて納品してくれることを望む傾向にあるため、堅牢な作りのシステム作成で人気のJavaを敢えて選ぶメリットは正直少ないと感じます。
Javaフリーランスになるには?
では実際にJavaフリーランスとして働くためには、どういった方法が一般的かご紹介していきましょう。
フリーランスエージェントに登録する
まず王道はフリーランスエージェントを利用する方法です。
上述したレバテックフリーランスが業界最大手のエージェントです。
可能であれば東京で案件探しを行うことをおすすめします。
案件数も他の都市と比べて全く異なりますし、月単価も同じ作業内容でも10万円以上変わることも少なくありません。
フリーランスエージェントの比較記事は下記で掲載していますので、合わせてご確認ください。
現在の勤務先からの繋がりで仕事を獲得する
もうひとつおすすめの方法が、現在の勤務先からの繋がりで仕事を獲得する方法です。
この場合、エージェントを経由しないため、必然的に月単価が上がる傾向にあります。
よくある例としては、以前の勤務先に雇用されていた立場からフリーランスとしての契約に変更してもらう方法です。
お互いに仕事のやり方も把握していますし、退職前にフリーランスとして働きたい意思を示しておけば、企業側から声を掛けてくれるケースもあるでしょう。
さいごに:Javaフリーランスのキャリアパスは難しい
本記事では、Javaフリーランスは稼げるのかといった疑問から実際の働き方についてご紹介してきました。
正直Javaの実務経験者であれば、フリーランスとして活動し稼ぐことは簡単です。
ただ一点注意しておきたいポイントとして、キャリアパスが難しい問題があります。
Javaフリーランスでは客先常駐がメインの働き方となってしまうため、ある程度稼いだら別の事業を作るのか、別の言語を学びながら個人で収入を得る方法を確立するのかなどを決めておかないと、一生客先常駐のフリーランスで働くのは現実的ではないかと感じます。