会社への退職届も提出したし、いよいよフリーランスエンジニアとして働くことになるんだ。
でもフリーランスエンジニアてどんな登録が必要なんだろ?
退職するまでに出来る限りのことはしておきたいな。
こんにちはJun(@JunNomad)です。
フリーランスは自由な働き方が出来るということで、注目を集めており、準備を始めている方も大勢いらっしゃいます。
本記事では、特にフリーランスエンジニアの方向けに、フリーランス開始当初に登録しておきたい届出及びサービスをご紹介していきたいと思います。
エンジニア以外のフリーランスの方へも同じくおすすめ出来ますので、ご確認ください。
フリーランスになる前に登録したい開業届と青色申告
フリーランスとして業務を始めたい場合、実は開業届などを出さなくても、仕事が全くない状態でも、今日からフリーランスです!と公言してしまえば、立派なフリーランスなんですよね。
ただ、実際問題として、開業届と青色申告は登録しておくことをおすすめします。
開業届は無料
まずフリーランスとしての開業届には、法人設立時のようなお金が掛かることがありません。
つまり書類にサインして提出するだけなので、めちゃくちゃ簡単です。
開業届自体で何か事業にとって直接的に有利なことがあるわけではありませんが、企業との契約時や後述する青色申告の際、必要となります。
青色申告は絶対登録すべき制度
青色申告は税金の控除を受けるための、最も簡単な節税方法と言えるでしょう。
単純に青色申告を申請して、確定申告を行うことで最大65万円の税金控除が受けられる非常に魅力的な制度です。
難しい話は割愛しますが、税金対策をノーリスクで行えるため、フリーランスを始めるなら絶対登録すべき制度です。
フリーランス事業用のクレジットカードと銀行口座の登録
クレジットカードと銀行口座に関して、個人用の物を利用することも出来ますが、事業用に1つずつは作成しておくことをおすすめします。
事業用のクレジットカードと銀行口座は、企業を退職する前に作成しておきましょう。
フリーランスを始めたばかりだと信頼がないため、審査に落ちてしまう可能性も否定出来ません。
事業用に作成すべき理由
確定申告時、クレジットカードの支払履歴や銀行口座などを添付する必要がありますが、個人用だと経費として落とさない物まで含まれるため、絞り込み作業が意外と面倒なことが一番の理由です。
事業用の経費としては1つのクレジットカードしか使わない、報酬の振り込みは事業用の口座に限定することで、確定申告が格段に楽になるでしょう。
クレジットカード
クレジットカードは正直なんでも良いです。
ただ、フリーランスとして安定していない内は年会費無料の「VISA」または「Mastercard」をおすすめします。
「JCB」は日本では有名ですが、海外では使えるところが限られてしまうため、特段の理由がない限りは「VISA」「Mastercard」を選びましょう。
個人的におすすめは海外旅行保険の自動付帯がついた年会費無料の【エポスカード】で、海外ノマドを始めようと考えている方にもおすすめです。
銀行口座
銀行口座も特になんでも構いません。
ただもしネットバンキングを持っていないのであればこのタイミングで作成するのも良いかと思います。
「ソニー銀行」などのネットバンキングが有名ですが、店舗を持たない分、インターネットで全てが完結するため、フリーランス向けとも言えます。
フリーランスエージェントとクラウドソーシングの登録
フリーランスを始めたばかりの頃は、安定して仕事を獲得出来る人の方が少ないと言えます。
そこで重要となるのが、エージェントに登録して案件を割り振ってもらうことと、今後を見据えて自分自身でも案件を獲得出来るようになることです。
フリーランスエージェント
まずエンジニアとして実務経験があるのであれば、フリーランスエージェントから仕事を割り振ってもらうことは難しくありません。
ほぼ100%会社員時代よりも高い報酬を獲得出来るでしょう。
大手エージェントとしては、レバテックフリーランスなどが挙げられます。
フリーランスエージェント15社を比較した記事も下記で掲載していますので、ご自身の目的にあったエージェントを探してみてください。
クラウドソーシング
最終的にはエージェントを介さずに案件を受注出来ることが、フリーランスとして収入を伸ばす必須要素となるため、自分で案件獲得方法を学ぶ必要があります。
そのために一番手軽なのがクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスです。
クラウドソーシングは手数料が高く、単価も安い傾向にあるため、ある程度ノウハウと顧客を掴めたら、徐々に脱却していくことが望ましいと言えます。
さいごに:フリーランスに登録済みの方でも早めに申請しておこう
本記事では、フリーランスになる際登録しておきたい届出・サービスをご紹介してきました。
現在既にフリーランスとして活動を始めている方でも、上述したサービスは全てご利用可能です。
まだ登録していないサービスがありましたら、全て無料で利用可能ですので、検討してみてくださいね。