Google Tablesの登場でプロジェクト管理ツールのシェア率は変わるのか?

プロジェクト管理ツールって色々あるけど1つに絞りたいなぁ。

こんにちはJun(@JunNomad)です。

社内や個人で利用するプロジェクト管理ツールは色々なサービスが提供されており、どれを利用すれば良いのか迷ってしまいますよね。

今回はGoogleが2020年9月にBeta版を公開した「Google Tables」について、ご紹介していきたいと思います。

Google Tablesは、記事執筆時点の2020年10月現在、米国内でのみBeta版の利用が可能となっているようです。
本記事では、あくまで概要についてご紹介していきます。

Google Tablesってどんなサービス?


Google Tablesは、Googleがリリースしたプロジェクト管理ツールです。

GmailやGoogle Calender, Google Tasks, Google Keepなど様々なGoogleサービスと連携出来る予定となっており、注目の集まるサービスです。
※Google TablesはBeta版が公開されたばかりのため、不確定要素が多い状態です。

Google Area 120に登場

Google Area 120は、Google社内のチームがビジネスアイデアやプロジェクトを応募・参加させることの出来る、新サービス候補のアイデア育成所のようなものです。

Googleが社内で実施しているとされる「20% time」を活用して、勤務時間の内20%を自分自身のプロジェクトに従事し、その中から生まれたサービスの1つが「Google Tables」だそうです。

AirTableに似た操作感

AirTableという、クラウド型のデータベースソフトに似た操作感である印象を米国内でのBeta版を試された方は感じているようです。

AirTableは、スプレッドシートとデータベースを組み合わせたようなWebアプリケーションで、2012年にアメリカのサンフランシスコを拠点とするスタートアップ企業が提供しているサービスです。

こちらの動画ではより詳細な実際の使用感を確認することが可能です。

Google Tablesの日本展開は?!

Google Tablesの日本展開情報については残念ながら見つけることが出来ませんでした。

現在のアメリカ国内でのBeta版テストが成功したタイミングでの、世界的なBeta版テストまたは本リリースとなった暁には日本でも利用出来ることが予想出来ます。

Google Tables以外のプロジェクト管理ツールも抑えておこう


Google Tablesは現在日本では利用することが出来ませんので、現時点で利用可能なプロジェクト管理ツールをご紹介しておきたいと思います。

Asana

Asanaは、パソコン・スマホ・タブレットどこからでも使えるプロジェクト管理アプリです。

個人利用や小規模チーム利用であれば、無料プランで十分な機能が提供されています。

見やすいUIが特徴的で、ITツールに不慣れな方でも利用しやすいアプリです。

AirTable

AirTableは上記でもご紹介しましたが、スプレッドシートとデータベースを合わせたようなアプリケーションで、プロジェクト管理以外にも様々な利用方法が可能です。

1シートあたり1200行までであれば、無料プランで利用することが可能なため、個人や中小企業では十分かなといった印象を受けます。

日本語対応していないため、日本からのユーザーはそれほど多くないのが実情ですが、非常に使いやすいツールです。

ClickUp

ClickUpはチームでのコミュニケーション機能に優れたプロジェクト管理ツールです。

こちらも個人や小規模チームであれば無料で十分な機能が提供されています。

スマホアプリのリマインダー通知やGoogleカレンダーとの同期機能なども提供されており、痒いところにも手が届くサービスです。

GitHub

GitHub自体はエンジニア向けのソースコード管理サービスというイメージが強いですが、プロジェクト管理も行うことが可能です。

無料で利用することが可能ですが、エンジニア向けのサービスということで、プログラミングなどに親しみのない方には少し使いづらいかも知れません。

エンジニアの方が、わざわざ他のプロジェクト管理ツールを導入したくないといった場合には、プロジェクト管理に必要な機能は十分備えているため、第一候補として考えても良いサービスと言えます。

さいごに:Google Tableは連携機能次第で一躍注目サービスの仲間入りか?!


本記事では、Google TableのBeta版利用が米国内で始まったニュースについてご紹介してきました。

GmailやGoogleカレンダーなどの既存ユーザーを取り込むことで、プロジェクト管理ツールとしても一躍トップシェアを獲得することが期待できるサービスです。

日本での利用はまだ少し先になりそうですが、今から注目しておくべきサービスかも知れませんね。

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