海外ノマドとして働いてみたいなぁ。
リモートワークで働けるスキルを学ばないと!
最近、海外でのノマドワーク的な働き方を目指す方が増えてきているようで、「リモートワークで稼ぐためにプログラミングを学ばないと」などの発言をよく耳にします。
一方で、スキルだけに注目し過ぎて海外生活をする上で準備しておくべきことに目が向いていないようにも感じます。
本気で海外ノマドを目指すのであれば、スキルを磨くのと同じくらい、海外生活をするための下準備を日本ですることが重要です。
本記事では現在東南アジアを中心に海外ノマドとして働く僕が、日本で準備しておいて良かったことについてご紹介していきたいと思います。
海外ノマド生活を始める前に○○だけは準備しておこう!
海外ノマド生活を始める場合、基本的には日本の住居を手放して海外で生活する方がほとんどです。
日本に住所がない状態というの不便なことも多く、海外ノマド生活を始める前に必ず準備しておくべき必須知識がいくつか存在します。
具体的には「クレジットカード」「荷物の受け取り場所を確保」「英会話力」「税金対策」の4つです。
海外ノマド生活を始める前にクレジットカードだけは準備しておこう
海外ノマド生活を始める前に、十分すぎるくらいのクレジットカードを準備しておくことをおすすめします。
理由としては、海外ノマド生活において現地での生活費は「クレジットカード払い」または「キャッシング」による現地通貨確保が基本となるからです。
海外ノマド生活では、最低でも数ヶ月、長ければ数年日本に戻ってきません。
海外旅行のように日本円を現地へ持っていき、両替で現地通貨を手に入れるといった方法は現実的ではありません。
現金を持ち歩いていると盗難や紛失の可能性があがることはもちろん、クレジットカードのように万が一紛失した際の保証もないため、非常に危険と言えます。
海外ノマド生活オススメのクレジットカード:楽天プレミアムカード
海外ノマドでオススメのクレジットカードとしては「楽天プレミアムカード」です。
楽天プレミアムカードの魅力は「海外旅行保険」「プライオリティパス」が無料で利用出来るところです。
海外旅行保険
海外ノマド生活をする多くの人はクレジットカード付帯の海外保険を利用している傾向にあります。
楽天プレミアムカードを契約した方にも、無料の「海外旅行保険」が利用可能となります。
楽天プレミアムカード付帯の海外旅行保険は、他社のクレジットカードと比較しても充実していることで評判も高くオススメです。
プライオリティパス
楽天プレミアムカードを契約した方は、無料で「プライオリティパス」を入手することが可能です。
プライオリティパスを持っていると、空港でラウンジを利用出来るようになり、乗り継ぎなどの待ち時間を快適に過ごすことが可能とです。
海外ノマド生活では、ビザの関係で数ヶ月おきに様々な国を移動することになるため、空港利用が多くなります。
また、航空券代を抑えるためにLCCなどの航空会社を利用すると乗り継ぎ便が多くなることから、どうしても空港での滞在時間が増える傾向にあります。
空港での時間を快適に過ごすためにも、海外ノマド生活には「プライオリティパス」は必須アイテムと言えます。
海外ノマド生活を始める前に荷物の受け取り場所だけは準備しておこう
海外ノマド生活を始めた後は、日本国内とは一切関係ないかというと現実問題そうはいきません。
転居前の住所に荷物が届いたり、日本で荷物を受け取らないといけないことも少なからず存在します。
しかし、海外ノマド生活を始める多くの方は、日本に住居がなくなるため困ってしまいます。
実家などを利用出来る方は問題ありませんが、荷物の送り先がない方向けにうまく活用したいサービスを紹介していきます。
バーチャルオフィスを活用しよう
バーチャルオフィスは、個人事業主やスタートアップが主な利用者となり、実際の事務所を持たずに「住所貸出」や「電話転送」といったサービスを受けることが可能です。
バーチャルオフィスの多くでは、「荷物の受け取り・転送・引き渡し」サービスを実施しており、海外をメインに活動している方場合でも、日本での荷物を一時的に預かってもらうために利用出来ます。
荷物の保管場所として、賃貸契約をすると地方の安い場所でも最低月々1万円以上の費用は掛かることになるかと思いますが、バーチャルオフィスでは3,000円~程度の金額で利用することが可能なため、非常にお得なサービスとなります。
おすすめバーチャルオフィスとしては「Karigo」や「デジラボ」などが挙げられます。
もちろん、バーチャルオフィスの多くでは、事業の登記住所としても利用出来るため、日本での事業起点としてご利用頂けます。
郵便局の転送届けを有効活用しよう
バーチャルオフィスを契約した場合、海外ノマド生活を始める直前に必ず行って欲しいのが郵便局の転送届けの申し込みです。
海外転出前に様々なサービスの解約や住所変更を行うことになると思いますが、申請漏れや利用していること自体を忘れていたサービスなどから旧住所宛てに荷物が届くことも少なくありません。
郵便局で取り扱う荷物限定にはなりますが、転送届けを申請することで1年間指定した住所へ荷物を転送してくれるため、バーチャルオフィス宛に荷物が届くよう設定しておきましょう。
海外ノマド生活を始める前に最低限の英会話力だけは準備しておこう
海外ノマド生活を送る上で「英会話力」に関しては、最低限身につけておくべきだと思います。
海外旅行などの場合、英語を話せなくてもなんとかなりますが、海外ノマド生活では長期間の滞在となるため何が起こるか分かりません。
最低限の英会話力は身につけておくべきでしょう。
最低限の英会話力とは
最低限の英会話力は自分の状況を片言でも説明出来ることだと思います。
英語をペラペラになるまで身につける必要はありませんが、海外でトラブルが起きた時に最低限の説明が出来ないと本当にどうしようも無い状態となってしまいかねません。
個人的な最低ラインとしては「DMM英会話」や「ネイティブキャンプ」などのオンライン英会話で、フィリピン人の先生と1レッスン フリートークで雑談出来るくらいかなと思います。
海外ノマド生活を始める前に税金対策だけは準備しておこう
海外ノマド生活を始める前に必ず提出しておいて欲しい書類として「海外転出届」があります。
海外転出届を出しておくことで「住民税」の支払い対象から外れることが可能なため、大きな節税となります。
海外転出届を出すタイミングが重要
海外転出届を出す場合、注意してもらいたいのが提出するタイミングです。
住民税のシステムは、「1月1日」に住民票が日本国内にあるかどうかで、その年の住民税支払い義務の有無が変わります。
海外ノマド生活を始める方で最も避けるべきタイミングは1月~3月頃だと思います。
例えば2020年1月に海外転出届を出して海外ノマド生活を始めた場合、2020年は1ヶ月しか日本で生活していないとしても1年分の住民税支払い義務が生じます。
一方で2019年12月に海外転出届を出せば、2020年分の住民税支払い義務は生じません。
わずか1ヶ月、極論を言えば12月31日と1月1日のたった1日で住民税の支払い義務が大きく変わるため、節税対策としては覚えておきたい必須の知識です。
さいごに:海外ノマド生活を始める前にどれだけ準備出来ているかで快適な海外生活を送れるかが変わる!
本記事では、海外ノマド生活を始める前に準備しておいてもらいたいことについて解説してきました。
海外ノマド生活を始めてしまうと、日本国内サービスに新規で登録することが非常に難しくなります。
如何に自分にとって必要なサービスを調査して契約しておくことが重要となるため、今回ご紹介したサービスはもちろん必要なサービスを海外移住した後にも利用出来そうかしっかりと確認しておきましょう。