海外ノマドはエンジニアに向いている?!実務未経験でなれるのか?!

海外でノマドワークがしてみたい!

プログラミングを学べば簡単にノマドワークが実現出来そうだな。

こんにちはJun(@JunNomad)です。

最近、未経験でプログラミングの勉強を始めてリモートワークで稼いで海外生活するんだ!って人多いですよね。

僕自身もデジタルノマドとして海外生活をしているわけですが、エンジニアとして海外ノマドを目指す際の注意点についてご紹介していきたいと思います。

海外ノマドはエンジニアに向いている?!


「海外ノマドはエンジニアに向いているか」の質問を筆者がされた場合、答えは「Yes」です。

エンジニアの仕事はPC一台で完結することも多く、海外でノマドワークをすることにおいては適した職業だと思います。

実務未経験だけど海外ノマドになれる?

「実務未経験だけど海外ノマドになれる?」の質問には答えるのが難しいのですが、「なれるけどほとんどの人にとっては厳しい」が答えになります。

正直海外ノマドとして仕事を獲得する場合、企業での実務経験はクライアントさんには分からないので「ポートフォリオ」や「実績」の方が余程重要になります。

海外ノマドとして仕事を獲得する際、多くの方が「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトを利用することになります。

ここで、重要になるのが「ポートフォリオ」です。

海外ノマドとして初めて仕事を獲得する場合、「実績」はない状態ですから、「ポートフォリオ」が自分のスキルを証明するために必須となります。

しかし、未経験エンジニアのほとんどが「ポートフォリオ」を作るスキルが無かったり、ポートフォリオを作ったけど載せられる「実績」や「スキル」がないという状態に陥ってしまいます。

逆にいうと、「ポートフォリオ」をしっかりと作れる方であれば、企業での実務経験の有無はあまり関係ないとも言えます。

企業での実務経験があれば海外ノマドは余裕?!

「企業での実務経験があれば海外ノマドは余裕?!」と質問された場合、「No」と答えます。

企業での実務経験があれば、工数判断などにも長けているため、仕事を獲得したあとは未経験の方より圧倒的に有利と言えます。

しかし、仕事を獲得することにおいては「実務未経験」も「実務経験有り」もほとんど変わりません。

もちろん経歴をしっかりと掲載して企業に判断してもらえる分、案件獲得のチャンスが広がることは事実ですが、ポートフォリオをしっかりと載せた実務未経験者と比較された場合、アドバンテージにはあまりならないと考えた方が良いでしょう。

企業での実務経験があるから大丈夫だろうと考えているエンジニアの方で最も注意してもらいたいのは、「自分でシステムを1から作る自信とスキルがあるのか」です。

企業での業務はタスクが分割されているため、1からシステムを作るイメージが掴めていないエンジニアの方も多くいるのが実情です。

もし1からシステムを作って納品するイメージが出来ないのであれば、仕事を獲得することは一気に難しくなると思った方が良いでしょう。

海外ノマドと国内フリーランス エンジニアとしてどちらを選ぶ?!


海外ノマドとしてエンジニアになりたいと言っている方の中には、海外で生活した方が収入や自由が得られると思い込んでいる方も多いようですが、本人の状況次第では日本国内でフリーランスとして働いた方が収入・自由共に得られる可能性も少なくありません。

海外ノマドと国内フリーランスでどちらが良いということはありませんが、経験や目的別でおすすめの働き方を紹介していきたいと思います。

国内フリーランスをオススメする人

完全リモート案件を獲得するには経験が足りない方には「国内フリーランス」をおすすめします。

経験不足の方には、国内フリーランスであれば「客先常駐フリーランス」と呼ばれる、会社員と同じように事務所に出勤して働くタイプの案件を請け負うことが可能となります。

フリーランスの案件の中では比較的簡単に仕事を獲得出来て、案件数も多いのが「客先常駐フリーランス」です。

国内ではポテパンレバテックフリーランスMidworks(ミッドワークス)といったフリーランス向けのエージェントを利用することも可能です。

スキルに関して一定以上は求められますが、企業内でチームとして働くことが大半となるため、会社員として働けるだけのスキルがあれば十分と言えます。

また「客先常駐」以外でも週1回の面談や週に2,3日だけは出社して欲しいという企業も多く、完全リモートしか受注出来ない海外ノマドに比べると、案件数自体が多く存在することも「国内フリーランス」のメリットです。

どのエージェントにするか決めかねているという方は、フリーランスエージェント各社を比較した下記記事も合わせてご確認ください。

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海外ノマドをオススメする人

完全リモートワークの仕事を既に持っているもしくは獲得出来るスキルがある海外志向の人には「海外ノマド」をおすすめします。

物価の低い国に滞在することで、固定費を下げることが出来るため、日本に居る以上にお金を蓄えることが可能です。

近年近隣諸国の物価が上がってきているとは言いますが、まだまだ東南アジアなどと比較すると日本の物価は高いと言えます。

海外ノマドにとって仕事を獲得することが、最も高いハードルとなります。

仕事さえ確保出来るのであれば、支出を抑えた上で日本の生活以上に快適に過ごすことも難しくありません。

最後に:海外ノマドエンジニアをおすすめするのはスキルがあって海外志向の人だけ


本記事では、海外ノマドがエンジニアに向いているのか?!実務未経験でもなれるのか?!について、チェックしておいて欲しい注意点を紹介してきました。

結論として、海外ノマドエンジニアはスキルがある上で、海外志向の方以外にはおすすめとは言えません。

実務未経験でも海外ノマド自体になることは可能ですが、続けていくのであればかなりの努力が必要であることは覚悟しておきましょう。

今回のテーマからは離れてしまうため詳しく書いていませんが、海外ノマドでは長期間海外滞在することになるため、様々な準備が必要となります。

近日中に生活面に関しても記事を書きますので、Twitter(@JunNomad)をフォローしておいてもらえると幸いです。

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