フリーランスがワーキングホリデーを利用して海外滞在するのはおすすめ?!【体験談】

海外ノマド生活を始めたいけどビザ問題で1つの国に長期滞在出来ないのはツライなぁ。

ワーキングホリデーを利用すれば簡単に長期滞在出来るみたいだけどフリーランスには向いているんだろうか?

こんにちはJun(@JunNomad)です。

IT業界を中心に海外ノマドという働き方が徐々に浸透してきています。

近年ではフリーランスという働き方も急速に一般化しており、実際にフリーランスとして働く方も多くなってきました。

ではフリーランスが海外でノマドワークをする場合、ワーキングホリデーを利用することは果たしてメリットがあるのでしょうか?

カナダでのワーキングホリデーを経験し、現在東南アジアでフリーランスエンジニアとして働いている僕が、実体験を元に解説していきたいと思います。

なお、本記事ではインターネットを使ったフリーランスとして「日本円」を稼ぐことを検討している方向けに説明しています。

フリーランスのワーキングホリデーで英語圏での海外生活を選ぶのはおすすめ出来ない


フリーランスとして海外生活を行う場合、物価の違いにまず注目しなくてはいけません。

ワーキングホリデー対象国で英語圏は物価が高い

ワーキングホリデーで行くことが出来る国の中で英語圏の国は「カナダ」「オーストラリア」「イギリス」「アイルランド」「ニュージーランド」の5つが挙げられます。

ワーキングホリデーの目的として、英会話力を高めることが最大の目標の方も多いため人気があり、知名度も高いのが上記5つの国です。

しかし海外フリーランスとして「日本円」を稼ぐ場合、これら英語圏の国にワーホリに行くことはおすすめしません。

日本より物価が高いことにより生活する上での難易度が上がる

ご紹介したワーキングホリデーで行くことの出来る英語圏の国は全て日本よりも物価が高い国です。

フリーランスとして「日本円」を稼ぐ場合、物価が高い国に住むということは日本国内に住む場合よりも生活が苦しくなることを覚悟しておかなければなりません。

例えば僕が住んでいたカナダの場合、バス・トイレ共同のシェアハウスに住んだ場合でも最低5万円以上はするような家がほとんどでした。

日本国内であれば東京を除いて、5万円も払えばワンルームを契約することはそれほど難しくないため、同じ金額で生活した場合、生活の質が下がってると言えます。

海外フリーランスは基本パソコンと向き合っての仕事となるため英語を使う機会が圧倒的に少ない

海外フリーランスでは、基本的にインターネットを利用した仕事内容となるため、現地でコミュニケーションを取る機会が圧倒的に減ってしまいます。

英語力の向上を目指してワーキングホリデーで長期滞在しているのにも関わらず、ほとんど英語を使うことなく滞在期間を終えてしまうことも少なくありません。

ワーキングホリデーの場合、せっかく現地で働ける資格があるので、素直に現地企業に雇われて働く方が英語力向上を期待出来ます。

フリーランスがワーキングホリデーを利用して日本より物価の低い国に住むのはおすすめ


上記とは反対に、フリーランスがワーキングホリデーを利用して日本より物価の低い国に住むのはおすすめです。

物価の違いを利用して日常生活が快適に

海外フリーランスとして「日本円」を稼いだ場合、物価が日本よりも低い国に移動するとそれだけで収入の価値が大きく変わってきます。

例えば、上述した家賃5万円で生活する仮定で比較すると、カナダではシェアハウスにしか住むことが出来ません。

一方、日本ではワンルームでバス・トイレは自分一人で利用出来るためカナダよりは快適に暮らせそうです。

さらに、日本より物価の低い国で住んだ場合、コンドミニアムと呼ばれる日本のタワーマンションのような場所に住めることもあります。

家賃だけでなく、日常的にかかる食費や雑費など全てを安く済ませることが可能で、同じ給料でも国によって価値は大きく異なります。

ワーキングホリデーなら移動費・ビザの更新費用がかからない

多くの海外フリーランスと呼ばれる人達は、観光ビザやパスポートの有効期間内の滞在で海外へ移住しているため、数ヶ月毎にビザ代の支払いや他国への移動が必要となり、費用もそれなりに掛かります。

一方で、ワーキングホリデーを利用した場合、初回のビザ取得時には費用がかかるところも多いですが、一度取得してしまえば1年間は移動費やビザ更新代を考慮せずに過ごせることになります。

物価の安い国に長期滞在出来るビザとして有効活用出来るため、フリーランスにはおすすめと言えます。

日本より物価の安いワーキングホリデー可能国とは?

では実際に日本より物価の安いワーキングホリデー可能国はどの国になるのでしょうか?

アジア:台湾

アジアでは「台湾」などが人気のワーキングホリデー国として挙げられます。

家賃に関しては「台北」などに住んだ場合日本とそれほど変わらないようですが、食事に関してはかなり費用を抑えることが可能です。

また「台北」以外の地方都市に移動すれば、家賃についてもかなり下げることが可能なため、あえて地方都市を選んで長期滞在するのもフリーランスとしては賢い選択と言えます。

ヨーロッパ:ポーランド

日本ではあまり馴染みのないワーキングホリデー対象国ですが、物価が非常に安く治安面でも良好なポーランドはフリーランスの方におすすめです。

物価はざっくりと日本の半分~1/3程度と考えてもらえるほど安いのが特徴となっています。

治安自体も良く、ヨーロッパならではの雰囲気も味わえます。

ヨーロッパは近隣諸国への旅行も簡単で、ヨーロッパに長期滞在をしたいと考えているフリーランスの方はポーランドを起点として費用を押さえながら生活するのもおすすめです。

さいごに:フリーランスとしてワーキングホリデーを利用する場合、物価の違いをうまく利用する方法がおすすめ

本記事では、フリーランスがワーキングホリデーを利用して海外滞在することはおすすめなのかをご説明してきました。

結論として、物価の安い国で長期滞在用のビザとして活用するのはおすすめです。

一方で英語学習などのためにワーキングホリデービザを使う場合、フリーランスとは相性が悪いと言わざるを得ません。

うまく自分のキャリアに合ったワーキングホリデー対象国を探して、充実した海外生活を送ってみてください。

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