クラウドサービスに注目が集まってるのは知ってるけど勉強出来ていないなぁ。。。
やっぱりAWSの知識は身につけるべきかな。
こんにちはJun(@JunNomad)です。
AWSを始めとしたクラウドサービスに注目が集まっていることは認識していても、実際にどのように利用するのかスキルとして身につけられていない方が大半だと思います。
今回は、2021年に向けてクラウドサービスを活用した仕事を獲得するために、2020年現在どのクラウドサービスを学習すべきかについてご紹介していきたいと思います。
なお今回利用させて頂くデータは「A CLOUD GURU」より公開されているPDFの情報を利用させて頂いています。
2020年版クラウドサービスのシェア率は?
まず2020年現在クラウドサービスのシェア率がどういった状況なのかを確認しておきましょう。
AWS
現在のクラウドサービスでシェア率No.1は間違いなく「AWS(Amazon Web Service)」です。
上記画像のように、A CLOUD GURUの資料でも80%強のシェア率を確保していることが確認出来ます。
AWSの公式ページを確認すると、上記画像のように様々な製品が提供されていることをご確認頂けます。
Azure
続いて第二位につけているのが、Microsoftが提供するクラウドサービス「Azure」です。
Azureは2020年現在のシェア率としては、全体の35%程度を確保しており、AWSとは少し差が開いてしまっているのが現状です。
Azure公式ページにアクセスすると、AWS同様、Azureのサービスだけでシステム開発が完了出来るように様々なサービスが提供されています。
GCP
第三位につけているのが、聞き慣れない方もいらっしゃるかも知れませんが「GCP(Google Cloud Platform)」です。
名前の通り、Googleが提供するクラウドサービスで、シェア率としてはAzureに迫る30%前後を記録しています。
GCPの公式ページにアクセスしてみると、同様に各種サービスが提供されていることをご確認頂けます。
2021年以降に注目のクラウドサービスとは
では2021年以降に注目すべきクラウドサービスは、どのサービスになるのでしょうか。
Azure
A CLOUD GURUの資料によると、企業や経営者が注目しているサービスとして「Azure」の存在がトップに上がってきているようです。
この資料自体が海外のものであるため、日本国内でも同様に適応出来るかは不明ですが、日本国内ではMicrosoftサービスに依存している企業も多いことから、Azureの利用が活性化する傾向は日本でも同様なのかなと推察しています。
AWS
2021年以降もAWSが多くの企業や事業で利用されることは間違いありません。
AWS自体が既に利用者がある程度増えてしまっており、注目度の高さでは「Azure」や「GCP」に劣る結果となっていますが、デファクトスタンダードとしての地位は今後数年は変わらないでしょう。
クラウドサービスの利用を始められない理由とは
ではクラウドサービスをこれまで利用できていないプログラマーや経営者を含むビジネスマンは、なぜクラウドサービスを避けているのかについても確認しておきましょう。
プログラマー
まず学習者側であるプログラマーの意見としては、下記の理由が挙げられています。
- 学習する時間がない
- 実際に利用する機会がない
- 何から学習すれば良いのか分からない
実務で利用する機会がまだまだ少ないことが、プログラマーにとって学習しなくてはいけないという意欲に結びつくところまでたどり着けていないようですね。
経営者・ビジネス
経営者や事業として利用する方々の意見としては、圧倒的に多かったのが「知識がない」というものでした。
徐々にサービスへの注目が高まっているとはいえ、多くの企業経営者や事業には馴染みがない技術であることもまた事実と言えます。
他にも「セキュリティへの不安」や「開発出来る担当者がいない」などの理由が挙げられていました。
記事内でも述べられていますが、いくつかの企業は徐々にオンライン学習システムなどを導入して、この問題に向き合い始めているようです。
日本国内ではAWSを専門に学べるようなプログラミングスクールは残念ながらほとんどありませんが、「RaiseTech」が専門コースを提供しています。
他にも「DMM WebCamp や「TECH::CAMP」がカリキュラムの一部で取り扱っているようですが、専門的に学ぶなら現状「RaiseTech」一択の状態です。
オンライン自主学習という方法にはなってしまいますがUdemy
の「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験突破講座 – 初心者向け20時間完全コース-」などで学ぶのも有効です。
クラウドサービスに関連する注目スキルとは
ではクラウドサービス関連で、現在注目されているスキル・サービスについても合わせて確認しておきましょう。
DevOps
DevOpsはシステム開発と運用を組みわせて、一連の流れを短縮化する手法を指します。
「仮想化ツール」「構成管理ツール」「CI/CDツール」「モニターツール」「コミュニケーションツール」「テスト自動化ツール」「ソースコード管理ツール」など、様々なツールを用いてDevOpsを実現します。
Kubernetes
Kubernatesは、デプロイやスケーリング・コンテナ運用の自動化などを集約したプラットフォームです。
「可搬性」「拡張性」「自動修復」の3つを主にサポートする役目を果たします。
DevOpsが開発手法という概念に対し、Kubernetesは言わばDevOpsを実現するためのツールと考えて良いでしょう。
AWS
これまでにもご紹介している通り、AWS関連も必ず抑えておきたいスキルですね。
AWSにも各種サービス毎に役割が異なり、全てサービスを理解・利用することは難しく、必要な技術のみをうまく利用・習得することが重要になるでしょう。
インフラ周りの各種サービス
A CLOUD GURUに掲載された内容では4位以降には下記の技術が紹介されています。
- Terraform
- Python
- Docker
- Azure
- Linux
- Ansible
- RHCSA
取り上げられているのは、主にインフラ関連のサービスが中心で、注目度1位になった「DevOps」の開発手法に関連するサービス達が上位を占めていますね。
インフラ周りは独学で学ぶことが難しい反面、今回ご紹介したように企業からの需要は非常に高い分野です。
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さいごに:クラウドサービスの需要が今後も更に上がることは間違いない!
本記事では、2020年現在利用されているクラウドサービスと2021年に注目のクラウドサービス関連技術についてご紹介してきました。
インフラ周りは自動化・クラウド化が積極的に進んでいる分野ではありますが、スキルが十分な技術者が足りない状況が続いています。
クラウドエンジニアに興味がある方は、今がチャンスとも取れますので、学習は大変ではありますが、スキルを身につける価値はあるため検討してみましょう。